お知らせ > 制作過程
一服しながらの思案中です。
極々少量入荷できた、とても珍しいアンティークホワイトハートの”オレンジ”。
希少な物なのでしかたがないのですが、この量をどう生かすか・・・、
んん~、頭の中が鮮やかな色でいっぱいになってしまいます。
汚れ、黒ずみ、いびつな形、色むら、そしてその儚なさ。
骨董ビーズという存在自体を、愛して止みません。
ネイティブ系の物に限らず、古くて雰囲気がある物は相当量収集していますが、
飽きもしないでじぃ~っと見ていると、そして特にお酒なんかを飲んでいたりすると、
何やら詩的な物語が浮かんできて、何というのか、茶色っぽい世界にどっぷり浸かれたりもします。
茶色の世界に、小さくポツポツ、色鮮やかに個性を持ったビーズ達が、ジャラジャラしている。
ずっーと身に着けられてきた物、ずっーと眠っていた物、私と同じような人が持っていた物、
暗い何かに引き渡された物、etc・・・。
近いうちに、こちらのビーズを使った”何か”をご紹介できればと思っています。
Hozho 04-7103-5753
[ 制作過程 ] [ 2012/07/22 ]
新たに造った”エンボス技法”の型を、試し打ちをした所です。
エンボス型造り作業は、この季節には不向きだったようです。
シャワーを冷水で浴びるとよみがえる・・・。
“エンボス技法”には、打つ方のオスと、それとピタリの凹んだメスが必要なわけですが、
今回はそのメスの方の深さの塩梅が判断しきれず、暑さに勝てず、
「よーし、いこうか」と、
焼き入れをしてしまった次第でありました。
どこがどうという事ではなく、なんとなく気に入らなくて落第させた、Traditional Ring に、
「精進」
ダン ダンダン ダン ダンダンダンダン
ぱぁっ
と、ひっくり返す瞬間のドキドキ。
なかなかのいい塩梅の凹つき具合に、アイスコーヒーの一口の量が増えます。
あぁ~、煙草もうまい。
Hozho 04-7103-5753
[ 制作過程 ] [ 2012/07/10 ]
アンティークホワイトハートビーズの穴拡張作業中です。
大体どんな大きさのビーズでも、鹿紐を通すにはちょーっと小さい穴達。
この作業は、ずーっとやっていると、指が滅茶苦茶になってくるので、
たまたま手にしたビーズが、2個続けて拡張の必要なしだと、こんま何秒喜びがやっていきます。
逆もしかり・・・。
ひとつひとつに表情があって、何かこう、媚薬的な要素を感じます。
とても小さな戦い。約400。
Hozho 04-7103-5753
[ 制作過程 ] [ 2012/07/04 ]
わからない・・・。
から、やりたくなる。
108。
昔、兄弟的仲間が、「地球上に命の無い物はない!石にさえある!」と、
叫んでいた時期がありました。
冷静に、「無機質だぞ、それ」と、
答えたのもいました。
確実にベクトルとやらの何かがずれていましたが、
今、私はまた別の所で・・・。
俗物的ターコイズの命・・・。
無機質。
ただ、きれいだなぁと思うこと。
“無機質”と向き合って人間を感じてます。
Hozho 04-7103-5753
[ 制作過程 ] [ 2012/06/18 ]
真っ白な銀を、強制的に黒くした状態です。
硫化。
要は、温泉に入ってもらいました。
ここまでくると、完成形があらまし想像できるので、”よろこんでしまう” 事もあったりで、身を引き締めてまた、一服です。
タバコを吸う理由不可思議。いくらでも。今も。
先日の、WHITE KLOUD 後藤さんのブログに触発され、新聞でも最近は見ない日のない、フェイスブックを始めました。
「愛の無い”いいね”、社交事例的な”いいね”、恐怖感に刈られた”いいね”、いいねじゃないけど”いいね”、
いいねして欲すーいの”いいね”、やだねったらやだねーと、
訳が分からないですが、いいねの乱発、乱れ打ちはお控えください(笑)。」
5月27日 WHITE KLOUD INFOMATION 参照
システム、利用方法、それさえ何と言っていいものなのか、
まるっきり理解していませんが、きっと、後藤さん、パーフェクツ。
「酒飲んだら、絶対いじくんなよ。聞いてんのかよ。」
6月10日 MUSH MANS にて 画伯
登録ありがとう。
おうちに帰るまでが遠足。いってらっしゃい。
Hozho 04-7103-5753
[ 制作過程 ] [ 2012/06/11 ]
いいかわるいか、完全にわすれていました。
ハッとしたら、これです。
ConchoVariation No.1 L 45mm ver,
以前、皮膚科の先生に手を見てもらった時に、
「手を洗いなさい!!銀は、黒いんです!!」
「んん~。白いとおもいますが・・・。」
「いいえ、黒です。黒。」
と、言われたことをおもい出します。ちょっと怒っていた。
一生懸命洗ってもきれいにならない手。
ごめんなさい。
Hozho 04-7103-5753
[ 制作過程 ] [ 2012/06/06 ]
大きめのオーバル型コンチョの制作風景です。
コンチョの作り方は沢山ありますが、
今回は、形に合わせてある程度銀板を切った状態からにしました。
無心で打つ。
が、”思い出す”という邪念が入り、写真をパシャ。
私にとってはとてもリフレッシュできる工程です。
回りのスタンプワークを終了し、
真ん中のプレーン地のデザインに悩む。
ひらめく。
ガチャガチャとタガネを探しましたが、頭の中のデザインと、ほとんど同じようでも、僅かな幅や長さの違いがどうにも気に入らない。
新たにスタンプ制作を。
これによって時間の流れる感覚が一旦変わります。
焼き入れ。
目薬をさす。
裏から叩いて、プクッとさせて、こんなです。
この辺りでの一服は少し味わえます。
残すは”磨き”の工程です。これが一番重要。
もう一服。
さぁ、やろう!
いいかわるいか、また邪念が入り次第、アップしてみたいと思います。
Hozho 04-7103-5753
[ 制作過程 ] [ 2012/06/04 ]